2022-23秋冬展示会が開催され、7月以降に入荷予定の新作ラインナップがひと足お先にお披露目されました。ファーフリース、ウルトラライトダウンジャケット、カシミヤセーターetc.、主力アイテムの¥1,000プライスアップ報道が話題ですが、値上げするぶんに見合うさまざまな工夫や努力を凝らしているのがポイント。物価高の風潮を賢く乗り切るための観点から、エディター沖島が気になったニューストピック7をお届けします。 インナーを中心に展開する人気コラボ「ユニクロ アンド マメ クロゴウチ(UNIQLO and Mame Kurogouchi」)。2022秋冬はグリーンやカーキがキーカラーで、今回も、肌に心地よい生地づかいや体をきれいに見せるシルエットに並々ならぬこだわりを持つ「マメ クロゴウチ」デザイナーの黒河内真衣子さんの個性がきわ立つラインナップ。独自開発したというシルクブレンドヒートテック素材を用いたブラトップやタンクトップ、ウールブレンドヒートテック素材を用いたクルーネック&タートルネックトップスとロングパンツなどのリリースを予定しています。 昨年『セオリー(Theory)』とのコラボアイテムが好評だったウルトラライトダウンベスト(写真左)をレギュラーコレクション化したり、ダブルフェイスのダウンコートやメンズのスタジアムジャンパー(写真右)etc.、アウターのバリエーションが史上最高点数レベルに達しています。ファーフリースジャケット同様¥1,000の値上げが発表されているウルトラライトダウンシリーズは、中身となるダウンやフェザーに食用水鳥由来のものの割合を増やしたり、表生地をより軽量なものに改良したりと、ここでもアップデート多数。冬物のなかでもとくにコストがかかるアウター類は『ユニクロ』で買い足すのが賢い選択かもしれません。